覚書

記録

悪阻と臭い

妻は妊娠してから、元々敏感だった臭い物への不快感が増したらしい。

私の職はたまに機械油や薬品で汚れて帰ることがある。独特の臭いで昨日は自分でも今日は臭いと思いながら帰った。我が家では職場から帰る事を伝えてすぐに晩御飯を用意するので、ご飯を食べてから風呂に入る。ご飯を食べながら見ていたファブルが面白くて、食べ終わった後もしばらく見ていたのだが、妻が窓を開けて換気扇を回しだした。

仕事で疲れて帰り、家で臭い物扱いされるのはショックだった。頭の中で不快害虫とか公害とか言われてもいない言葉がぐるぐるして、悪阻で臭いがキツいのは理解していても、文句を言って口論して、当てつけで風呂に入ると言ってしまった。風呂から出てしばらくすると妻は謝ってくれたが、しばらく放っていてほしいと伝えて寝てしまった。

ここまでくるともう私が悪いと思う。妻が起きたら配慮が足りなかったことと文句を言って拗ねた事を謝らないといけない。書いていたら妻が可哀想になってきた。申し訳ない…